心と体の整体雑学

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骨盤矯正 骨盤の左右の下がり

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こんにちは!
枚方市樟葉(楠葉)の「整体院プラス」 整体師の下田です。

骨盤矯正で、よく、右の骨盤が下がっている、とか、左の骨盤が上がっている、といった言い方をします。
でも、この骨盤の左右の下がりと、骨盤が傾いていることは、厳密にいうと違います。
今回は、この辺の細かい話をしたいと思います。

骨盤の構造

普通、骨盤の右側が下がっている、と聞くと、「ああ、骨盤が右に傾いているから右側が下がっているんだな」と思いますよね?
まあ、わかりやすくこのへんをごっちゃにして説明することもありますが、厳密にいうと、骨盤の右側、左側が下がっている、ということと、骨盤が傾いている、ということは違います。
どういうことか説明する前に、骨盤の構造についてお話しします。
まず、骨盤の真ん中、背骨をずーっと下へたどってきたところにあるのが、「仙骨」です。
そして、その仙骨の左右にひとつずつあるのが、寛骨です。
寛骨は子供の頃は、腸骨、坐骨、恥骨の3つに分かれていますが、17歳頃に、一体化して、寛骨となります。
寛骨の後ろの上側が腸骨、後ろの下側が坐骨、前側が恥骨です。
あと、仙骨の下にあるのが、尾骨です。
いわゆる「尾てい骨」といわれる部分です。
いろいろ考えてもややこしいと思いますので、ここでは、真ん中にあるのが、「仙骨」、その左右にあるのが「寛骨」と覚えていてください。

骨盤の右側が下がる、とは

さて、骨盤の右側が下がる、というのはどういうことでしょうか。
整体で、寛骨の左右の高さを検査するときに多いのは、左右の寛骨の一番上の縁(腸骨稜)を左右で比較するやり方です。
両手をわき腹にぐっとあて、そのまま下へスライドします。
すると、腸骨稜にあたりますので、そこで、左右の腸骨稜の高さを比較します。
例えば、右の腸骨稜の方が左の腸骨稜に比べて下がっていると、「骨盤の右側が下がっている」、となります。

さて、ここで、寛骨の動きについて説明します。
寛骨というのは、純粋に上下には動きません。
では、なぜ寛骨の左右で高さに違いが出るかというと、それは寛骨が前後に回転しているからです。
例えば、左の寛骨が前回転したとします。
すると当然、左側の腸骨稜は上に上がります。
今度は逆に、右の寛骨が後ろ回転したとします。
すると、右側の腸骨稜は下に下がります。
こうして、左右の腸骨稜の高さに違いが出て、骨盤の左が上がっている、骨盤の右が下がっている、という状態になるわけです。

ちなみに、左右それぞれの寛骨が同じ方向に同じだけ回転した場合は、左右の腸骨稜の高さは同じになりますので、一見、骨盤にゆがみが無いように見えてしまいます。
ですので、実際に検査するときには、骨盤に動きが無い状態で、目で見て確認するだけではなく、骨盤を動かしてみて動きやすさを確認したりするなどして、総合的に判断する必要があります。

あと、ややこしいのが、この寛骨の高さの違いは、後ろから検査した場合と、前から検査した場合とで、結果が正反対になってしまう、ということです。
後ろ側から検査する場合は、さきほど説明したように、主に腸骨稜を調べます。
しかし、前から検査する場合は、腸骨稜を調べられませんので、主に上前腸骨棘(脚の付け根あたりにある、前側にぽこっと飛び出た骨です。ズボンを履いたときに、ベルトが引っかかるところです。)を使います。
例えば、左の寛骨が前回転した場合、後ろ側にある腸骨稜は上に上がりますが、前側にある上前腸骨棘は下に下がります。
そして、右の寛骨が後ろ回転した場合は、腸骨稜は下に下がり、上前腸骨棘は上に上がります。
つまり、後ろ側から腸骨稜を使って検査したときとは、まったく反対の結果になります。
まあ、当然と言えば当然なのですが、その整体師の調べ方によって、骨盤の左が下がっている、右が上がっている、と言っても、まったく逆のことを言っているのかもしれません。

「骨盤が傾く」とは?

さて、話を戻します。
これまで、いわゆる骨盤の左が上がる、とか、右が下がる、というのはどういうことか、ということについて説明してきました。
では、骨盤が右に傾いている、とはどういう状態を指すのでしょうか?
骨盤の軸は、骨盤の真ん中にある仙骨です。
この仙骨が腰椎に対して右に傾いたり、左に傾いたりしたときに、仙骨とつながっている寛骨や尾骨なども、同じ方向に傾きます。
つまり、仙骨が傾くことによって、寛骨や尾骨などを含めた骨盤の全体が傾くことになります。
これが、骨盤が傾く、ということです。
ですから、仙骨が傾くことによって骨盤全体が傾き、それに加えて、寛骨の前後回転による左右の高さの違いも出てくるということです。

このように、骨盤のゆがみというのは、たったひとつのゆがみだけではなく、いろいろな部分がいろいろな方向にずれることによって、複合的なゆがみとなります。
骨盤矯正クッションなどによって、単純に締め付ければ骨盤を矯正できる、といった単純なものではない、ということがお分かりいただけると思います。

 

 

骨盤矯正に関する記事です。

※当ブログは、整体師の視点から書かれたものであり、当内容だけですべてを判断しないようにしてください。場合によっては、病院を受診するなど、ご自信で適切な処置を行ってください。
※整体法や体操などは、必ず痛みが出ない範囲で行ってください。
※当ブログ内容により、万一不利益が生じたとしても、当方では責任を負いかねますので、ご了承ください。
※記事内容は、執筆当時のものです。

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