足首の痛みの原因

足首の痛み 足・脚の痛み

今回は、足首の痛みについてお話しします。
足首の痛みというと、一番に思いつくのは捻挫ですが、今回お話しするのはそういった急性の痛みではなく、特に何かをした覚えがないのに、足首が痛い場合についてです。
よくあるのは、階段の上り下りやよく歩いたときなどに痛みを感じる、という人が多いようです。
痛む部分としては、足首の前側や外側が痛くなる場合が多いです。
今回は、特に足首の前側や外側が痛くなる場合についてお話ししていきます。

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足首が痛くなる原因

足首が痛くなるパターンとして、足首の前側が痛くなる場合と足首の外側が痛くなる場合が多いです。
この前側と外側が痛くなる場合の原因について、それぞれお話しします。
ただし、ここでお話しするのは、よくあるパターンについてです。
これがすべてではありませんので、ご了承ください。

足首の前側の痛みの原因 前脛骨筋の硬縮

足首の前側が痛くなる原因としては、すねの外側にある前脛骨筋の影響が大きいです。

前脛骨筋

前脛骨筋は、すねの外側から足首の前側を通ってつちふまずまで続いています。
ですからこの前脛骨筋が硬くなっていると、足首の前側に痛みや違和感を感じやすくなってしまいます。
その他にも足の指に関する筋肉も足首の前側と通っていますので、このあたりも関係してきます。

前脛骨筋が硬くなる原因としては、まず、足関節の使い方が悪く、足首が硬くなってしまっていることがあげられます。
歩き方や靴の影響などで、前脛骨筋を含めた足首周辺の筋肉が硬くなってしまうのです。

次に、前脛骨筋が硬くなる原因として足首の内反が上げられます。

足首の内反と外反

内反というのは、足の裏が内側に向いた状態のことです。
足首を捻挫するときの向きですね。
O脚ぎみの人は足首が内反していることが多いです。
そして、前脛骨筋は足首を内反させる筋肉ですので、常に足首が内反していると、前脛骨筋が常に緊張していることになり、硬くなってしまいます。

前脛骨筋については、こちらの記事でもくわしく説明していますので、あわせてご覧ください(ストレッチの紹介などもあります)。
脚のすねの外側の筋肉(前脛骨筋)が張って硬くなる原因と対処法

足首の外側の痛みの原因 足首の内反

次に、足首の外側が痛くなる原因ですが、こちらも足首が内反していることが多いです。
ただし、足首の内反によって足首の外側に負担がかかって痛くなることと、さらには、骨のズレも起きてしまうことがあります。
くわしく説明しますね。
足首が内反になっているということは、体重が足の小指側にかかっているということです。
足の小指側に体重がかかっているということは、膝の外側に体重がかかっており、つまり、O脚の方に多い状態です。
O脚でなくても、女性の場合は、足の小指側に体重がかかっている人は多いです。
足が内反している状態で歩き続けると、足首の外側に負担がかかることになり、痛みが出やすくなってしまいます。
また、足首が内反している状態は、ふとしたことで、捻挫しやすい状態でもあります。
よく捻挫をする人は、自分がO脚になっていないか、体重が小指側にかかっていないか、チェックしてみてください。

さて、この足首の内反ですが、この状態が長く続くと、骨のズレも起きてしまうことがあります。
それは、腓骨のズレです。

腓骨と足首のゆがみの関係

膝から下には、2本の骨があります。

腓骨

ひとつは、脛骨といって、これはスネの骨ですね。
いわゆる弁慶の泣き所です。
それともうひとつの骨は、その脛骨の外側、ふくらはぎのところにあります。
それが腓骨です。
この腓骨というのは、実は体を支えていません。
体を支えているのは脛骨で、腓骨はその横で体のバランスをとるために存在しています。

さて、話を足首の内反に戻しましょう。
腓骨がなぜ足首の内反に関係しているかというと、実はこの腓骨は、脚の外側に体重がかかることで、下にずれてくるのです。
腓骨の一番上は、膝の外側のわずかに下のところのグリグリしたところで、一番下は、外くるぶしです。
腓骨が下にずれることで、外くるぶしが下にずれます。
するとどうなるかというと、足首の骨を外側から押さえ付け、足首の骨を内側へとずらしてしまうのです。
ですから、足首の内反を直す場合は、足首だけを調整しようとしてもうまくいきません。
腓骨が外側からロックしていますから、まず、腓骨のズレを直し、足首の外側に余裕をもたせた上で足首を調整する必要があるのです。
というより、腓骨さえ矯正しておけば、足首の矯正はいらない場合も多いですが。

腓骨の矯正方法

腓骨の矯正の仕方をお教えします。
矯正を受ける方は、仰向けで寝るか、脚を伸ばした状態で、座ってください。
矯正する人は横に座り、腓骨の上端(膝の外側のわずかに下のグリグリ)と腓骨の下端(外くるぶし)をそれぞれ片手ずつで軽く押さえ、上方向(頭の方向)へ向かってわずかに力をいれます。
動かそうとして強い力をいれてはいけません。
上へ動かす意思で、ほんのわずかに力を入れるだけです。
この状態で1、2分じっとしていれば、腓骨が上に上がります。
矯正の前後で立っているときのバランスをチェックしてみてください。
足の小指側に体重がかかっている人は、この矯正で、足の親指側にも体重がかかるようになる場合が多いです。

足首の痛みについてまとめ

さて、ここまで、よくある足首の痛みについてお話ししてきました。
足首が痛くなる場所として多いのは、足首の前側と外側。
そしてその原因として多いのは、

  • 足首が硬くなったり内反することで、前脛骨筋が硬くなっている場合
  • 足首の内反によって、腓骨が下にズレてしまっている場合

がありました。
なにより足首が内反していることの影響が大きいですので、自分がそういう傾向にあると思われる方は、足元の重心を意識するようにするといいと思います。

以上、「足首の痛みの原因」でした。

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