寝違えの施術

こんにちは!
枚方市樟葉(楠葉)の「整体院プラス」 整体師の下田です。

今回は、寝違えの方に対して、どのようなところに着目して施術をしていくか、ということをお話しします。

寝違えは体のゆがみから

寝違えは、ギックリ腰を軽くした首版のようなものです。
体がゆがんで、筋肉が硬く余裕がなくなっているところに、さらに負担がかかると、体の許容範囲を超え、筋肉が悲鳴をあげます。
ギックリ腰の場合は、ひどい場合は数日間動くことさえできないような状態になりますが、寝違えの場合は、放っておいても数日で治ります。
とはいっても、首を動かそうとしただけで痛みが走るわけですから、日常生活に支障をきたすことに変わりありません。
ただし、体のゆがみや悪い姿勢などをそのままにしていれば、寝違えになった原因はなくなっていないわけですから、すっきり完治せずに、首や肩に痛みや違和感が残ってしまうこともあり、またすぐに寝違えになってしまうこともあります。
寝違えになってしまった場合は、体からの危険信号だと思って、改めて自分の体のゆがみ、姿勢などを見直してみるのがいいと思います。

寝違えの施術

それでは、寝違えの方に施術をする場合、どういうところに着目して施術をしていけばいいのかをお話ししていきます。

首への施術

まずは、なんと言っても首の矯正です。
寝違えによって痛めてしまう筋肉は、首から肩にかけてついている筋肉です。
その筋肉の付着部分である首の骨がずれてしまっていたり、ストレートネックになって関節に柔らかさがなくなってしまっていると、筋肉に負担がかかり痛めてしまうことになります。
ですから、寝ているときに首を大きく横に曲げていたり、ストレートネックの人が合わないまくらで無理をしていたりすると、寝違えになりやすいです。
首を施術する場合は、まず大きくずれている骨はないか調べます。
ずれている骨があれば、それが寝違えの原因になっている可能性が高いので矯正します。
ただし、寝違えによって筋肉を痛めていますから、ハードな矯正はダメです。
首に負担がかからないように、いつもよりもさらにソフトに施術する必要があります。
私の場合は、こういうときはオステオパシーのテクニックを使います。
ずれている骨を元に戻す方向に押すのではなく、ずれをさらに誇張する方向(骨が動きやすい方向)に押す方法です。
それも注意しながら、微力で行います。
もし、ほんの少しの力であっても、相手が痛がるようであれば、何もしない方がいいです。
痛がっているのを無理にすると、症状を悪化させてしまいます。
ギックリ腰の場合もそうですが、急性の痛みの場合は、その原因になっているところをバシッと矯正して一気に治してしまおう!という考えはいけません。
主訴の部分(この場合首)はあくまで、相手が痛みを感じない程度のソフトな施術で、できる限りゆるめておく、ぐらいの感覚です。
筋肉を痛めてしまっている場合は、体のゆがみを矯正したところで、即座に筋肉が回復するわけではありません。
あくまで痛みが出ている部分への負担を減らす、ということに主目的を置いて施術することが大事です。
ですから、首をほんのちょっと触って痛がるようであれば、もう首に対しては何もせずに、他の部分の矯正によって、首の負担を減らしてあげるような施術に専念するようにします。
あとは、頚椎の関節の動きをやわらかくしておきます。
これも、痛みが出ない程度にソフトに行います。

首・肩の筋肉を直接ゆるめる場合

痛みが出ている首や肩の筋肉を直接ほぐす場合は、かなり注意する必要があります。
いわゆる肩がこっている状態とは違って、筋肉を痛めていますので、下手にさわると、余計筋肉を傷つけてしまう恐れがあります。
もし、患部の筋肉をほぐす場合は、痛みが出ないか注意をしながら、やさしく軽擦をするぐらいの感じで、軽くほぐすようにしたほうが無難です。

肩甲骨をゆるめる

肩甲骨の動きが硬くなっていると、首から肩甲骨についている筋肉を始め、周辺の筋肉が硬くなってしまいます。
肩甲骨の動きをよくすることで、首や肩の筋肉に余裕ができ負担が減ります。
もし、肩甲骨が硬くなっているようでしたら、しっかり動きをつけるようにします。
また、猫背になって肩先が前に出ているような場合も、首や肩に負担がかかりますので、肩甲骨を(できれば鎖骨なども同時に)矯正して、猫背にならないようにします。

肩関節の矯正

ここからは、腕の方のチェックに入っていきます。
寝違えと腕は関係ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実は、腕の骨のゆがみや筋肉の緊張が寝違えに大きく影響しています。

まずは、肩関節です。
肩関節が硬くなっていたり、ズレていたりすることで、首や肩に緊張が連鎖します。
さきほど、猫背の場合は、首や肩に負担がかかる、とお話ししましたが、肩関節のズレ方で多いのは、肩関節に対して上腕が前方にズレる前方変位と、上腕が内巻きにズレる内旋変位です。
上腕が前方にズレて、内旋してしまうのは、猫背の人に多いズレ方です。
肩関節のズレを直し、肩周りの緊張をとり、首や肩への負担を減らします。
また、ズレがなくても、肩関節の動きが悪い場合はゆるめておきます。

肘の矯正

次に肘の矯正についてですが、実は、肘の骨のズレから来る、寝違えへの影響は大きいです。
肘のズレ方として多いのは、前腕が内側に捻れるズレ方です。
手のひらを前に向けている状態から、手のひらを後ろに向けるときに動かす方向です。
私たちが、何か手作業をするときは、腕を前に出した状態で、肘を内側に捻って、手の甲が上になっている状態が多いです。
この状態が肘が内側に捻れている状態で、この状態が続くと、肘が捻れたまま硬くなってしまいます。
肘が内側に捻れると、その上にある上腕の筋肉を内側に引っ張ります。
それにつられて肩も内側にいき、猫背の姿勢になり、首や肩に負担がかかってしまいます。

前腕には2本の骨があります。
肘から手首まで、親指側にある骨が橈骨、小指にある骨が尺骨です。
これらが捻れることで、肘が捻れます。
肘が捻れているかどうかは、橈骨の上の端と、上腕骨との関節部分を触ってみればわかります。
ここに痛みがあれば、橈骨が内側に、つまり、肘が捻れています。
ここが矯正のポイントになります。
橈骨頭を軽くつまみ、外側に捻る方向プラス肩の方向に向かって、軽く押すようにします。

上腕と前腕の筋肉をゆるめる

上腕や前腕の筋肉が硬くなっていると、その緊張が肩から首に伝わります。
もし、硬くなっている場合はゆるめる必要があります。
特に注目するところは、上腕三頭筋です。
いわゆる力こぶの筋肉が上腕二頭筋で、その裏側にあるのが、上腕三頭筋です。
けっこう見落とされがちな筋肉ですが、実は重要だったりします。
寝違えの施術に関してもそうですが、通常の肩こりや、五十肩・四十肩にも影響する筋肉です。
こっている場合は、手でつまんでみると、ピキッと痛みが走りますのですぐわかります。

手首の矯正

ここでいう手首の矯正は2種類あります。
まずは、一般的な手首の関節です。
両手で相手の手をがばっと掴み、手を振るようにして、手首を上下左右に動かし、手関節をゆるめます。

次の手首の関節は、橈骨と尺骨の関節です。
手首のところに2つのぐりぐりした骨があります。
親指側にあるのが橈骨の一番端っこで、小指側にあるのが尺骨の一番端っこです。
この間の関節を下橈尺関節といいます。
この関節は、前腕を捻ったときに、動く関節で、さきほど肘の矯正でお話ししたのと同じように、前腕が内側に捻れた状態で硬くなりやすいです。
手首のすぐ上の、橈骨の端っこと尺骨の端っこをそれぞれの手でつまんでください。
そして、橈骨と尺骨を手のひらの方向と手の甲の方向に交互に動かします。
どちらかに動かしたときに硬さを感じたら、その下橈尺関節は捻れています。
そのまま交互に動かしながら、下橈尺関節をゆるめます。

これで寝違えに関する腕への矯正が一通り終わりました。
もし、もっと入念にチェックするのであれば、手の指のズレもみればもっといいですが、まあ、通常はそこまでしなくても大丈夫です。

上部胸椎の矯正

胸椎のズレも寝違えに影響します。
胸椎がズレることで、猫背にも影響しますが、胸椎がズレている方の筋肉が緊張して硬くなりやすいです。
特に、肩甲骨の間から、首の付け根までの上部の胸椎が寝違えに影響しやすいです。
ズレがあれば矯正します。

寝違えの施術をするときに注目するところを一通りあげてみましたが、首から腕にかけてと、背中部分を全体的にチェックする必要がある、ということですね。
今回あげたところで寝違えは大抵対処できると思いますが、その他にも、頭部のゆがみや腰の問題とか、足首が首に影響している、ということもありますが、今回はオーソドックスな施術例をあげてみました。

さきほども言いましたが、寝違えのような急性の痛みに対処するときは、そこの患部を徹底的に触って、一発で治してやろう!というふうには考えないことです。
必要以上に患部に負担をかけてしまうと、症状が悪化してしまう可能性があります。
患部への直接の施術もしますが、あくまで考え方としては、患部を必死にゆるめようとするのではなく、寝違えに影響を与えている部分(寝違えの根本的な原因となっている部分)を調整して、首・肩の負担を減らすことで、自然治癒力の手助けをしてあげる、ということです。

 

寝違えについての記事です。

 

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